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けやき屋敷の緑地は20~25%のみ?

更新日:2019年2月11日

地権者を対象にしたオープンハウスに傍聴者として参加しました。そこで示されたのは下図のとおり。けやき屋敷の緑化率は20~25%と書かれていました。

図の薄い緑の斜線ハッチがかかっている個所が「保存緑地」。つまり、けやき屋敷の屋敷林を残す箇所。丸い緑の点線個所が「沿道緑化」。つまり、道路沿いの敷地に緑緑化する部分。この二つを合わせて「20~25%」ということらしい。

すべては開発ありきで、なぜ南西角地にしか屋敷林を残さないのか、理由が不明。

今でも杉並区は「けやき屋敷」を「保全すべき緑地」と謳っているが、それなのになぜこの程度しか保全しないのか理由が不明。上限25%という数値の根拠も不明。


本来ならば風致地区にすべき場所


杉並区の「風致地区」は30%以上(35%,51%)の緑被率となっています。

また杉並区の「特別緑地保全地区」は57%、「地区計画」」における緑被率は19~27%となっています。



なお、小学校や病院の緑化率は10%とか15%......「みどりの実態調査報告書」のpp-53に「阿佐谷北1・5丁目地区」の緑被率が出ています。19.62%です。

今回の地区計画では少なくともこの数値以上を目標としなければ道理が通りませんよね??

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私たちは都の文化財(旧跡)であった「けやき屋敷」の森を守ることができませんでした。その認可をしたのは皮肉なことに区長であり、東京都環境局でした。 私たちはこれ以上の景観(環境)破壊をやめさせるために、区長選で岸本さんを推しました。そして、「阿佐ヶ谷の原風景を守るまちづくり協議会」を立ち上げました。

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